ダイエットしてるのに全然痩せない、それどころか太ってきたかも?
痩せたけど、リバウンドしてすぐ元の体重にもどっちゃったなんてダイエットが成功しない人は、ダイエット方法が体に合っていないのかも。




肥満遺伝子とは、その人が持って生まれた「太りやすさを決める遺伝子」のこと。
肥満遺伝子には、50種類以上の種類があると言われていますが、持つ遺伝子は人種によって異なります。
親からの遺伝や、お腹の中の胎児の頃に肥満遺伝子決まります。
妊娠中に母親が食事をあまり食べないと、体が飢餓状態になりお腹の中の子供が太りやすくなってしまうなんて研究結果もあるようです。
日本人の多くは3つの肥満遺伝子のどれかを持っているそう。
3つの肥満遺伝子とは?
- 「β3AR」通称りんご型
- 「UCP1」通称洋ナシ型
- 「β2AR」通称バナナ型
持っている肥満遺伝子によって、太りやすい食べ物や、太りやすい体質がわかります。
なので、遺伝子によって痩せやすいダイエット方法も違います。


Contents
「β3AR」通称リンゴ型の人の体質
- ごはん・パン・パスタ・ラーメン・チャーハンなど炭水化物や糖質がが大好き
- 大樹が増えるとウエストから太る
- 体重が減ったり、増えたり、変動が大きい
- 体の脂肪が柔らかい
- ダイエットをすると比較的短期間で体重が落ちる

ごはん、パンなど糖質を含む炭水化物など、血糖値が上昇しやすい食べ物を好む傾向が強いのに、糖分の代謝が悪いため糖質を取ると太りやすい。
内蔵脂肪がつきやすくウエストが太くなりやすい
糖質を多く含むビールが好きな人も多く、女性より男性に多いタイプ。
りんご型におすすめのダイエット方法

糖質制限ダイエットとは、もともと糖尿病予防や糖尿病の改善として始まった食事療法です。
それが、ダイエットにも効果的だと、最近ではダイエット方法の定番となっています。
芸能人のGAKTさんなんかも、糖質制限ダイエットを実践していて、もう何年も大好きな白米を口にしていないとか。
糖質制限ダイエットは、痩せやすく、即効性も高いダイエットと言われています。
糖質制限ダイエットは糖質の分解が苦手な、りんご型の遺伝子を持つ人にぴったりのダイエット方法です。
糖質制限ダイエットの基本は、パンやごはん、麺などの炭水化物を減らすこと。
他にも、じゃがいもやビール、果物や甘い食べ物、飲み物も控えめに。
完全に、炭水化物を食べずに糖質を減らすと、ハイペースで痩せる事が期待できますが、制限のし過ぎはストレスが溜まり、リバウンドの原因にもなるのでおすすめしません。
一生炭水化物を食べないなら良いですが、炭水化物を食べない生活から、食べる生活に戻すと、飢餓状態だった体が糖を吸収しやすくなってしまい、太りやすくなる可能性もあります。
りんご型の人は、糖の分解は苦手ですが、肉や魚などのタンパク質や脂質の分解は得意なので、肉やさかななどを積極的に取り、ごはんやパンを控えめにするのがおすすめ。
リンゴ型のダイエットに効果的な食事
- 肉
- 魚
- たまご
- 野菜
- 海藻
- 豆腐や納豆
リンゴ型の人は糖質の吸収を抑えるサプリメントが効果的。
内蔵脂肪やお腹周りに脂肪がつきやすく、ぽっこりお腹になりがちなので、腹筋やウエストをひねる運動など、ウエストの筋肉をつけるような運動を続けると、くびれができてスタイルの良い体系になります。
「UCP1」通称洋ナシ型の人の体質
- おしりが大きい
- 太ももが太い
- どちらかというと筋肉質
- 唐揚げや焼き肉、炒め物など脂っこい料理が好き
- ケーキやドーナッツが好き

脂質の分解が苦手で、皮下脂肪がつきやすく、太ると、おしりや足などに脂肪がつく。
いわゆる、上半身より下半身に肉の付きやすい、安産型と呼ばれる「下半身デブ」な人に多いタイプ。
男性より女性に多いタイプ。

洋ナシ形におすすめのダイエット方法

洋ナシ型の人は、脂質の分解は苦手ですが、糖質の分解は得意。
なので、脂質の少ないおにぎりはダイエットに最適。
おにぎりも、玄米やもち麦などの雑穀米にすると、美容に良いビタミンやミネラルも取れておすすめ。
おにぎりダイエットとは、三食おにぎりを食べるダイエット。
朝と昼におにぎり1~2個、夜はおにぎり1個。
おにぎりの具は、出来るだけヘルシーなおかかや梅干し、鮭、明太子などを選ぶと良い。
マヨネーズを使ったおにぎりなど、カロリーが高い具材は避けた方がベスト。
おにぎり以外にも、お味噌汁やスープ、酢の物やサラダなど、野菜を使ったヘルシーなおかずも食べてOK。
甘いお菓子やスイーツ、お米以外のパンや麺などの炭水化物は食べちゃダメ。
出来るだけ、おにぎり以外は脂質と糖質を抑えたおかずを意識するのが成功のポイント。
洋ナシ型のダイエットに効果的な食事
- お米
- 脂肪分の少ないフランスパンなど
- 野菜
- フルーツ
洋ナシ型の人は、脂質の吸収を抑えるサプリメントを飲むとダイエットに効果的。
また、トクホの黒ウーロン茶なども飲むと良いでしょう。
洋ナシ型の人は、下半身に脂肪がつきやすいので、スクワットなど下半身を強化する運動がおすすめ。
「β2AR」通称バナナ型の人の体質
- 若いころ、昔は細かった
- 今までダイエットの必要性を感じたことが無い
- 食べても太らないもしくはそう思っていた
- 食事を抜いても気にならない
- 野菜や果物などヘルシーな物が好きもしくは好きだった

果物や豆腐、サラなど、ヘルシーな食べ物が好きで、胃腸が弱く、脂質やたんぱく質で胃がもたれやすい人が多い。
バナナ型の人は、最も太りにくい遺伝子の持ち主。
しかし、バナナ型の人が太ると、他のタイプよりも圧倒的に痩せにくい。
バナナ型の人は、今は太っていても昔は痩せていた人が圧倒的に多い、基礎代謝も他のタイプに比べると200kcal前後高いと言われています。
バナナ型におすすめは置き換えダイエット

バナナ型の人は、一度太るとすごく痩せにくい。
なので、スリムな人に多い反面、すごく太った人がバナナ型って事も多くあります。
バナナ型は痩せにくいので、ダイエット効果の高い、置き換えダイエットがおすすめ。
一日のうち一食を、ダイエット食に置き換えます。
朝でも、昼でも、夜でも良いですが、夜の置き換えが一番効果が高いと言われています。
一食以上置き換えると、ストレスもたまり、リバウンドの原因にもなりやすいので、無理のない一日一食の置き換えにしましょう。
バナナ型のダイエットに効果的な食事
- 納豆・豆腐
- 海藻
- サラダ
- フルーツ
- 野菜
- チーズ
たんぱく質や脂質で胃がもたれやすい人が多いので、暴飲暴食や胃への負担がかかる食事はNG。
胃への負担のかからない、ファスティングダイエットも即効性が高くおすすめ。
元々、代謝は他のタイプより高めで、運動すれば筋肉もつきやすいので、筋トレなどの運動を取り入れて、全身の筋肉強化運動が効果的。




自宅で簡単に肥満遺伝子が調べられる
今まで、ダイエットが失敗する、続かない人は肥満遺伝子を調べて自分に本当に合ったダイエット方法をみつけた方が良いかも。
今は、自宅で簡単に肥満遺伝子を調べられるキットが販売されています。
遺伝子キットで肥満遺伝子を調べることで、必要な栄養素や太りやすい食べ物の種類、適した運動、脂肪の付きやすい部位、基礎代謝の高さがわかります。
必要な栄養素がはっきりわかれば、サプリメントでも補いやすいし、ダイエットだけじゃなく健康維持にも役立ちそう。
お値段も想像よりはお手頃なので、ダイエットを本気で成功させたい人は試してみてはいかがでしょうか?
